柿の実、ひとつ。


ころんと、柿の実がひとつ。


本物の柿のへたがついている意匠が、なんとも愛らしく風情があって

思わずひとつ、買って帰りました。



こちらは、福岡・博多の和菓子店『鈴懸(すずかけ)』さんの生菓子。

銘は「照柿(てるがき)」です。



『鈴懸』さんというと、

餡入りのカステラ「寿々(すず)」や「鈴乃最中」など、

小さな鈴のかたちをした、とっても可愛いお菓子などが大人気で、

よく行列ができていたりするお店なのですが…


ふとショーケースに並んでいたこの「照柿」に一目惚れ。

 


柿の葉の良い香りが漂って、秋野を感じるようで癒やされます。

干し柿をたっぷり使った練り切りに、中はやさしい甘みのなめらかなこしあん。

柿の風味もまた美味しくて、

見ても、香っても、味わっても、存分に楽しめる一品。




久々に、ちょっと感動☆の和菓子でした~


美味しいお菓子を見つけると、おもてなし茶会、開きたくなりますね~♪




Salonるるん

”和のコトを愉しむ暮らし”をテーマに、ワークショップ、和のものごとを綴るブログなどお届けします。 日常にほんの少し、和の彩りを。そのちいさなキッカケになれたら幸せです。 Salonるるん 天谷ゆか