書あそび。


茶道の掛け軸の代わりに……

季節の絵柄の素敵な葉書に、禅語など一筆したためて飾っています。



階段脇のちょっとした、窓枠のスペース。


葉書を飾っているフレームは、

越前和紙で作られている、フォトフレーム型の一輪挿しなのですが、

ちょっと工夫をしまして…。

フレーム収まるように、葉書を貼り付ける感じで使っています♪




赤い秋桜が揺れる葉書に添えたのは、「清風万里秋」。


「昨夜一声雁 清風万里秋」(さくやいっせいのかり せいふうばんりのあき)

という禅語の句の一節です。


「清風万里秋」は、

“清々しい風が吹き渡って、もういたるところに秋の気配がする” ということ。



お遊び程度の、筆ペン簡単書道なのですが、

葉書一枚の小さな空間でも、ちょっと周りの空気・イメージも変わって、

四季折々の風情を感じられるのでお気に入りです。


茶道で使う禅語も、これに書くために改めて調べたりして

勉強にもなります。



またふと、冬の素敵な葉書を見つけたら、

イメージに合った書を、書きたいなと思います♪


Salonるるん

”和のコトを愉しむ暮らし”をテーマに、ワークショップ、和のものごとを綴るブログなどお届けします。 日常にほんの少し、和の彩りを。そのちいさなキッカケになれたら幸せです。 Salonるるん 天谷ゆか